【何故か試合でタイムでない人の解決法】

こんにちは。

長距離アドバイザーのリュウです。

 

「練習ができてるのに試合で結果が出ない、、」

そう悩んでる方もいますよね。

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そんな方が必要なのは、

「調整」

です。

 

調整は、

試合で最大限のパフォーマンスを発揮するため

に行います。

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毎日練習を頑張っている人ほど

疲労が溜まっていきますよね?

確かに、その日々の努力

前回紹介した疲労回復」を行なっていれば

着実に自分の実力は伸びているでしょう。

 

しかし、

試合で最大限のパフォーマンスを発揮できなければ

今までの努力は「無駄」になってしまうのです。

 

陸上競技をやっていると、

 

自分よりも練習量が少なく

練習の質もそれほど高くない人に

何故かレースでは勝てない

 

なんてこともありますよね。

 

それは、

様々な原因があると思いますが

その1つとして

 

「調整が上手い」

 

というのがあります。

 

 

調整の基本的な考え方としては、

「試合前に走行距離を減らして、疲労を抜く」

ことです。

 

なぜ走行距離を減らすと良いのでしょうか?

理由は2つあります。

 

①速筋線維が回復する

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速筋とは、

パワーを発揮しやすい筋肉

のことです。

 

速筋線維が回復することで、

練習のときと同じペース感覚で走っていても

練習のときよりもスピードが出る

のです。

 

例えば、

最初の1キロ3'00くらいかな?と思っていたら

実は2'50”切りで走っていた

なんてこともありました。

 

 

その結果、

身体的にも、精神的にも余裕が出て

良いタイムで走れるようになります。

 

 

②グリコーゲン量の回復

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走行距離を落とすと、

エネルギー消費量が減少し、

 

肝臓に蓄えられている

「グリコーゲン」という

エネルギー源が貯蓄されます。

 

結果、

練習の時よりも多くのエネルギーを利用することができ

レース後半で失速することがなくなります。

 

この2つの理由から

「調整」は、

自己ベストを出すために

重要であることがわかります

 

 

「どうやって調整すればいいのか?」

 

調整法には様々な方法があり、

自分に合った方法を模索していくのが一番です。

 

その中でも、

多くのトップランナーが実践している方法

1つ紹介します。

 

「レース3日前から1日で走る距離を半分くらいにする」

 

です。

 

これは、

大学の強豪校の選手や、実業団選手の

多くの人が実践しています。

 

この方法をすると、

練習で疲労が溜まっている時と

レースで疲労が取れている時の

ギャップをものすごく感じます。

 

ですので、

レースでのペースが非常に楽

に感じることができます。

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試合に

しっかり調整して臨む

ことは、

自己ベストを更新するために

必要不可欠なことです。

 

ですので、

「レース3日前から1日で走る距離を半分くらいにする」

を、次の試合前に実践してみてください!

 

「練習ができてるのに試合で結果が出ない、、」

という状況が改善されると思います。

 

頑張っていきましょう!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!